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「最近、物忘れが増えた気がする」「家族の変化が心配」 そんなときに、まずご相談いただける外来です。 物忘れは、年齢に伴う自然な変化で起こることもあれば、治療や調整で改善が期待できる原因が隠れていることもあります。脳神経内科クリニックとして、症状の経過や生活への影響を丁寧に伺い、必要な検査を組み合わせながら、原因を整理していきます。
物忘れの背景はさまざまで、次のような要因が関係することがあります。
「最近のことが覚えにくい」「同じ話を繰り返す」といった訴えでも、原因が一つとは限りません。まずは“どのタイプの変化か”を見極めることが大切です。
いつ頃から、どんな場面で起きるか、生活への影響、服薬状況、睡眠や気分の状態、ご家族から見た変化などを確認します。
症状や背景に合わせて、血液検査、画像検査、認知機能検査などを組み合わせます。検査を増やすことが目的ではなく、今の状況に必要な確認を段階的に行います。
「どの可能性が高いか」「何を優先して整えるべきか」を分かりやすくお伝えし、生活上の工夫や受診・治療の選択肢を一緒に考えます。
年齢を重ねると、持病や通院先が増え、薬も多くなりやすくなります。薬が増えることで副作用や飲み合わせの影響が出たり、体調の変動が記憶や集中力に影響したりすることもあります。 当院では、今の生活をできるだけ保ちながら、検査や治療の優先順位を整理し、無理のない診療計画を立てることを重視します。ご本人だけでなく、ご家族の負担や不安にも配慮しながら進めます。
「本人は気にしていないが家族が心配」というケースも少なくありません。ご家族のみのご相談から始めることも可能です。
認知症は、さまざまな脳の病気などによって記憶や判断、言葉、段取りといった認知機能が低下し、日常生活に支障が出てくる状態を指します。原因には、アルツハイマー型、血管性、レビー小体型、前頭側頭葉変性症などがあり、症状の出方や経過はそれぞれ異なります。 また、認知症に似た症状が出ても、治療や調整で改善が見込める状態(うつ状態による影響、薬剤性、内科的疾患、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など)が存在します。早い段階で評価することは、今後の見通しを立てるうえでも有用です。
診察・生活状況の確認
症状の始まり方、変化のスピード、生活上の困りごと、服薬や睡眠、気分の状態を整理します。
血液検査など
栄養状態、ホルモンや代謝、電解質、炎症や感染など、認知機能低下に関わりうる要因を確認します。薬の影響が疑われる場合は、内容の見直しを検討します。
認知機能検査
HDS-RやMMSEなどを用い、記憶・見当識・言語・注意などを評価します。必要に応じて、より詳しい検査につなげます。
画像検査
脳血管障害や慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など、症状に関連する可能性がある病変を確認します。
「検査が必要か分からない」「何科に行けばよいか迷う」段階でも構いません。気になる変化があるときは、早めにご相談ください。 ご本人の受診が難しい場合は、ご家族からのご相談も承ります。